つらつらと

最近読んでいる「ハイスクールD×D」のスレを見ていたら、なんとなく書きたくなったので。
まあ、掲示板に書き込めば済むことの様な気もするのですが、基本的に単なる独り言なので。
※作品解説の類ではありません。レビューといえるほど充実した内容でもありません。基本的に知ってる人しかわからない内容です。


丁度スレを見たのが5巻発売のころで、内容的にもその辺りなので、私もその辺りで思ったことを。
スレだとサジがイッセーに(結果として……というよりは大局的に)勝利したことに関して、
誰得とか色々言われていましたが(もちろん肯定的な意見もありましたが)私はサジが好きなこともあって、
「サジが勝った事」も含めて良かったかなと思っています。
ただまあ、サジの性格とかに安定感が足りないのがなんとも……。
いや、やたら夢を語ってそれを支えにしての強さというか、そんな感じなのですが。
というか、それ自体は別に良いんですが。途中でやっぱり会長の胸に固執する発言があるのが……。
いや、それ自体もいいんです。というか、むしろそっちを動機にして欲しかったくらいです。
元々、サジは初登場時点から「会長とできちゃった結婚するのが目標」と言ってのけ、イッセーとはエロ方面含めて似た存在って感じでした。
だから、胸に固執して、強くなるのは非常に「らしくて」いいと思うんですが「先生になる!」とか息巻くのと並べられると浮きます。
どうせなら、会長の夢云々(偉いさんに馬鹿にされたこととか)はカットして、球技大会の時みたいに、
リアス部長となんかくだらないものでも賭けて(その時は食べ物でした)戦って、
サジも「イッセーに勝てばご褒美がもらえる」とかで張り切ってる方が面白おかしく読めた気がします。
イッセーに嫉妬云々も、その流れのほうが自然に見えると思うんですよね。ああ、嫉妬云々もスレではやや叩かれていましたが、
私にはその辺なんとなく心情的にわかるので、これはイヤとか思いませんでした。
会長の夢とかを原動力にするなら、初登場の段階でもっと会長のために生きることを目的としたキャラ立てして、
エロ方面はあまりないが、それ以外はイッセーと似た境遇とかってキャラのほうが活きたんじゃないかなと。


まあ、スレの方向性に同意できる部分もありまして、
戦闘終盤から戦闘後辺りにかけての会長の言動はややくどいです。
やたらサジが勝ったと強調しているのですが、上ばかり見ている〜とかあの子をなめないで〜とかちょっと過剰なんですよね。
というか、イッセーは別にサジをないがしろにしてきたわけじゃなくて、戦う相手として認識してないだけでしょうに。
それも、別にサジを格下としてそうしたのではなく、同じ兵士として共感できる友人だったからなわけで。
それをイッセーやリアスがサジ達をないがしろにしているように言うのはどうにも共感がもてません。
なんとなくですが、重い背景自体が合わないわけではない(木場の話とか)ですが、やりすぎると浮く作品だと思いました。


とりあえず、こんな感じで。つづく……かも?