ゼロの使い魔考察2

昨日同様。
今日の疑問はルイズの実家…ラ・ヴァリエール公爵家
公爵家って言うのは、王族の親戚で、大貴族なワケですが(作中でも王家の傍系であることが明記)
今の当主は、ルイズのお父様です。
ルイズは魔法の才能がないために、親にも期待されていないというように言っていますが。
…まぁ、期待はされていないと思いますが、親としては、それなりに愛されてるように感じます。多分。
いや、そんなことはこの際置いておくのですが。
この家、当主の子供はどうもルイズたち3姉妹だけのようです。
長女のエレオノールは父親譲りの金髪で、ルイズに輪をかけた高飛車な性格。
次女のカトレアはルイズと同じく母親譲りの桃色がかった美女で柔らかな物腰の美女。
三女が本編ヒロイン、ルイズ・フランソワーズ。
さて、2巻で判明するのがルイズには許婚がいるということ。
そらまぁ、公爵家の三女だから、貴族との縁談があるのは当然(この婚約は破棄されますが)
で、6巻で判明するのが、長女エレオノールにも縁談があったということ。
お相手は伯爵だそうです。公侯伯子男、ルイズの相手が子爵だったから、まぁ、妥当?
公爵家の長女の相手にしては、低い気もしますが…どっちにしろ、解消されてますけどね。
で、気になるのは公爵家の長女であるのに、縁談が嫁入りということです。
普通だと、上級貴族(の息子)を婿養子にするとかだと思うのですが…
で、私が気になってるのは、ラ・ヴァリエール公爵は、公爵家をどうするつもりなのかなぁと…


考えられるのは…
1.次女のカトレアに継がせる(もしくは、婿を取らせる)
2.王家に領地を返還する
まぁ、番外としてルイズに婿を取らせるでしょうか…
これは、6巻でルイズに「お前は、婿を取れ」と、言っているからですが。
まぁ、子爵に嫁がせようとしていたので、これはないかなって気がします。


1は、この三姉妹で、まったく縁談の話のないカトレアさん。
美人で優しくて魔法の才能もあると、申し分ないのですが、どうも体が弱いようです。
領地から出たこともないようで、ルイズいわく体が弱いせいで嫁ぐこともできない…だそうです。
嫁に行くことができないから、せめて家を…と考えているのかもしれません。
もしくは、いくら、病弱で嫁の貰い手がなくても「公爵家当主」というオプションがつけば…
と、考えて娘が結婚(まぁ、結婚って一つの幸せの形ですし)できるようにとの配慮かもしれません。
そう考えると、ルイズも魔法の才能がない(と思われている)貴族のオチコボレなわけで…
わりと、縁談は苦しそうな感じですよね。
番外に入れた「ルイズに婿養子」というのも、これがあるから可能性として考慮したくらいです。
公爵さんも、これだけ、娘が嫁に出しづらいと頭が痛いでしょうね…エレオノールは自業自得なきがしますが…


2は、かなり乱暴な考えになりますけど、後継者がいないから王家に領地を返上というのは、ないわけじゃないです。
事情は異なりますが、ワルド子爵領も王家に接収されています。
(まぁ、あれは現当主が反逆者だったのだから、当然といえますが)
で、6巻で公爵さんが「世継ぎがおらぬ」と、言ってるからこの可能性もあるかなって感じなんですが。
兵を率いる世継ぎという表現なので、娘では兵を率いれない、娘は誰も結婚していない。
という意味での表現かもしれません。現時点では世継ぎはいないわけですしね。
将来的に、娘が婿を取れば、その人に家督を譲る…というのはありかもしれませんね。
厳密に言えば、その娘夫婦の息子が世継ぎでしょうが…


エレオノール、ルイズに縁談があることを考えると、1のほうがありそうですが…
現時点ですら、カトレアに縁談のひとつもないようでは、最悪2も視野に入っているかもしれません。
まぁ、順番にエレオノールから…と、考えている可能性もありますが…
公爵さんもそれなりにお年ですし、カトレアさんも適齢期だと思いますので、継がせる気ならもっと焦る気が…