このペースでラスト4人最終日まで書いたら、何日かかるんだろう

 とにかく、きちんと理由をつけて、候補を挙げないといけないわ。
 発言的に気になるのはペーターとアルビン。
 ペーターは子供が〜って、思えなくはないけれど、それにしては状況は見えてるように感じるわ。
 アルビンさんは、ここに来るまでに知っていたという人狼の話。
 どちらも、説明がつくといえばつくけれど、やぱり気になるわ。
 まぁ、まだ他に「不自然」と思える人物がいないのと、そもそも何が自然なのかわからないからだけど。


「うー…やっば…」
 また眠気が…なんでかこう、昼間眠い気がする。
 そういえば、夜はどうも寝苦しいし、昼夜逆転なんていやなのだけれど…
 まぁ、まだ時間はあるし少し眠ろうかな――


「……は、……」
 んー…よく聞こえないけど、話し声、かな?
「……れが占い……」
「狂……霊能者……騙る?」
 2人くらいが話してるみたいだけど…騙りとかどうも気になるないようだけど…
 意識ははっきりしてるのによく聞こえない。
 というか、意識はクリアなのに、視覚も聴覚もぼやけた感じで、ちゃんと感じられない。
 なんだろこれ…前にも覚えがあるような。
 向こうも私には全然意識を払ってないようだし、なんだか覗き見してる気分だわ。
 もう、二言三言話した後、その人たちは去って行った…らしい。
 よくわからないうちに、話し声は聞こえなくなったし、緞帳が降りるみたいに、何も見えなくなったからだ。
 そして、また幕が上がる。
 今度は不鮮明な光景じゃなくて、どこにでもあるような天井。
 というか、私の部屋の天井。
「…夢?」
 不鮮明な光景を見たという鮮明な記憶を持ちながらも、内容が不鮮明すぎるため印象に残らない。
 なんというか、絵に描いたような夢の話のような気がする。
 最近、どうも夢見があまりよろしくないようだ。
 眠ってから、さほど時間は経っていないようだったけど、特に眠気は残っていない。
 ただ、なんだかけだるかったので、そのままボーっとしていることにした。