あぁ、もう間が空きまくり

 アルビンは、かなり驚いた様子で、バツが悪そうな顔をして言った。
「えっと…実は私が知っているのは、そういう話があるってくらいなんです」
 自分も、そういう噂があるというのを知っているだけで、詳しくは知らないとの事だった。
 本当か嘘かはわからないけれど、結局、詳しい話は聞けないって事…か…
「ふむー…つまり結局、詳しい話がわかる人はいないって事かぁ」
「私もまさか自分に関わってくるとは思わなかったもので…詳しく聞いてなかったんですよね」
「何か知っている事はないの?」
「私が知ってるのは、人狼によって滅びた村があるらしいってくらいですね」
 人狼に滅ぼされた村について、詳細を知っている人物がいないため詳しく知らないそうだ。
 うーん、これ以上はわかることはなさそう。
 他の人に話を聞いたほうがよさそうだ。