ねもい…

昨日は.hackの14時間スペシャル見てました…
途中で寝てしまいましたが、最終話近辺は何とか見れました。
今日はGvGでしたが、例によって後で書きます。


ちなみに、今回の話の注意点が一つ。
前回貰ったルートが判明しますがこのルート完全に安全なルートじゃないです。
ネタバレなのでルート自体は伏せますけど、こっちのがわかりやすいというのが理由です。
あくまで、個人的な話ですけどねー




 プロの南門を一歩踏み出した私が見たものは、街にも負けない活気だった。
 例えば、旅の共を募る者、その旅人たちを対象にした露店商。
 ここにもモンスターは出るが、初心者修練場にも出現する程度のもの…
 不用意に手を出さなければ教われないし、少々経験を積んでいれば苦もない程度だ。


「う〜ん、街とは違った活気があっていいなぁ」


 そんな事を口に出しながら、私は歩を進める。
 私のような修練士ノービスも珍しくはない。
 ポリンのような低Lvのモンスターを相手に修行を積んでる人も居る。
 まぁ、私はフェイに向かうので人の群れを素通りしていく。


 そもそも、弓手アーチャーの転職にも試験があるわけだし、内容を聞いてから修練を積めばいいかと思っていた。
 せっかく、アレスさんに地図を貰ったのだし、早く行ってみたいと思っただけだけど…


「とりあえず…ここを南に行って、東側の島に抜けるのね…」


 口に出して、道を整理してみる。
 独り言というのも格好悪いけれど、ただ、黙々と歩くのはつまらないのだからしょうがない。
 こういう意味でもパーティというのはいいかもしれない。
 …まぁ、単純に戦力の調整という意味もあるのだろうけど……
 町から遠ざかると、途端に人が少なくなる。
 風景も急に砂漠じみたものになる。モンスターの種類も変わってきている。
 あの子犬みたいなモンスター…見た目は、可愛いけれど、今の私には危険らしい。
 アレスさんのメモがなければ危なかったかも…
 まぁ、アレスさんが安全なルートとして教えてくれただけあって急に襲っては来ないようだ。


 砂漠を東に抜け、島に出る。
 さっきまでかなり暑かったけれど、ここには水が豊富なせいか随分と涼しく感じる。
 ここにいるのはポリン系のモンスターばかりだ。
 見た目はポリンのようでも、強さがまるで違うものもいる。
 あの緑のとか青いのはちょっと危なそうだ。
 それにあの羽の生えたのも…羽…?
 こここ、これって強襲アクティブじゃないっけ!?
 要注意モンスターにご丁寧にも花丸がつけてある。
 とりあえず、こちらには気づいてないみたいだし、気づかれる前に逃げるとしよう…


「と…とりあえず、見つかる前に逃げられて良かった…幸い道も外れてないし」


 がむしゃらに逃げると道がわからないことが多いからと、地図を確認してみたけれど、どうも大丈夫みたいだ。


「ここを南に抜けて、森に入ればもうフェイの街はすぐそこみたいね」


 島を南に抜けたところにいた大きな鳥に驚きつつ、東の森に入る。
 森の中には大きな砦が築かれていた。
 ここにはモンスターはいないみたいだ、そういえばプロにもこんな場所があった。
 この砦は王国の栄誉の象徴みたいな物だって聞いたことがある。
 物珍しげに砦を眺めながら、私はフェイの街に足を踏み入れた…




ちゃんと続けますよ? 気が向けば…